手足がバタバタしてる間にかけ布団がどこかへ行ってしまったり、寝返りでいつの間にか布団から出てしまって、体調が悪くなってしまうんですね。
スリーパーは着るものなのでそういった心配がなく、洗濯もしやすいのが特徴です。
そんなスリーパーですが、意外と「いらない」という意見も多く、我が家もいただいて助かっていたものの少し困った点も…。
ということで「スリーパーが必要派」と「スリーパーはいらない派」の意見をまとめました。
スリーパーのメリットとデメリット
- 寝返りしても寒くならない
- 洗いやすい
- かけ布団に比べ、窒息の恐れが低い
- 比較的安価
(2000~3000円、高級品で8000円程度) - 名入れサービスが出産祝いにちょうどいい
- かわいい
- 暑がりの子にはいらない
- 夏場はもっといらない
- あまり寝返らない場合は布団でいい
- お下がりを持っていることがある
スリーパー必要派の意見

かわいい写真いっぱいですね!
気温の問題もあるので「必須」という意見が多かったです。
スリーパーいらない派の意見



スリーパーいらない派の方々は「暑がり」というのがほとんどでした。
- 赤ちゃんの体温は比較的高く約36.5~37.5℃。なので大人が「少し寒いかな?」くらいでちょうどいい。
大人が衣服や冷暖房で調節し過ぎていると体温調節機能の成長を妨げてしまう場合も。 - 人間は寝るときに手足に血流を集め、体温を下げることで睡眠に入ります。
そのために手足が温かくなり、発汗することで体温調節をしています。
なので温めすぎは要注意。SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクにも関わってきます。 - とにかく個人差によるところが大きいです。
「温かくすると寝る子」「暑がりで汗かき」「手足よく動く」「寝返りすごい」etc…きょうだいでも双子でも違います。その子に合った環境を整えてあげましょう。
スリーパーを選ぶ時のポイント
「よく動くからスリーパー必要!」「暑がりだからいらない!」という意見が大半でしたね。
体感で7:3くらいでした。
親心としてはスリーパーは「風邪をひいてほしくない」という一点です。



暑がりで汗かき…通気性や吸湿性が良ければいいのでは?
かけ布団もそうですが、スリーパーの素材や特徴にも注目してみましょう。
\吸水性と保温性重視ならタオル生地タイプ/


\軽さと乾きやすさ重視ならガーゼタイプ/


①素材
素材 | メリット | デメリット | 向いている季節 |
---|---|---|---|
タオル生地 | 吸水性が高い 通気性と保温性のバランスが良い デザインが豊富 | 乾きにくい やや重い | 通年 |
ガーゼ | 肌触りが良い 軽くて柔らかい 吸水性・通気性が良い 乾きやすい | 縮みやすい 乾燥機に向かない 比較的高価 | 春・夏・秋 |
フリース | 軽くて柔らかい 保温性が高い 乾きやすい 比較的安価 | 静電気が起きやすい 化学繊維に敏感な子には向かない | 冬 |
- 子どもの体温調節機能を育てる上で、温かすぎるフリースは推奨しません。
②前開き・横開き
ボタンの止め方は前開き・横開きとそれらを合わせた2way仕様の3種類があります。
出産祝いとしては新生児を寝かせたまま着脱できる横開き or 2wayタイプがオススメです。
また、肩にボタンがあると頭を通すのが楽になり、股下にもボタンがあるとめくれ防止になります。
タイプ | 特徴 | 向いている年齢 |
---|---|---|
横開き | 赤ちゃんを寝かせたまま着脱できる 肩もボタンがあると更にやりやすい | 新生児~ |
前開き | 自分で着脱しやすい | 立って着替えるようになったら |
2way | 横開きも前開きもできる | 全年齢 |
③そでの有無
そでは気温に合わせて選びたいところですが、パジャマで調節できるものです。
子どもは寝る前や起きた直後もよく動くので、動きやすいそで無し、もしくは冬の寒さが辛いという場合は着脱可のタイプがオススメです。
- たまに手足までスッポリ覆うタイプもありますが、体温調節が難しくなるのでオススメしません。
また「何でもつかんじゃうから…」なんて大人の都合で選ぶのはNG。
物をつかむのは発達の第一歩です。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
そで無し | 着脱しやすい 腕を動かしやすい | 真冬は少し寒い |
そで有り | 温かい | 着脱しにくい |
そでの着脱可 | 季節に合わせて選べる | 衣替えが大変 |
④丈
丈は新生児の時にはほとんど合わないもの。
ここでのポイントは「ずり這いやハイハイがしやすいか」です。
タイプ | メリット | デメリット | 向いている年齢 |
---|---|---|---|
普通 | 立って歩きやすい | 大きくなってくると使えなくなる | 長くても5歳くらいまで |
ロング | 長年使える | 立って歩き始めた頃はつまずきやすい | 小学生でも使える |


⑤ボタン
よく見るとボタンも種類があり、パッチンと留めるスナップタイプや普通のボタンとがあります。
着脱が簡単なスナップタイプがオススメ。
- ボタンタイプも指先を使う練習に良いですが、わざわざスリーパーでやることでもないし、スナップタイプでも指先の握力は鍛えられます。
タイプ | メリット | デメリット | 向いている年齢 |
---|---|---|---|
パッチンタイプ | 乳児でもやりやすい | 特になし | 新生児~ |
ボタンタイプ | 指先を使う練習になる | 時間がかかる ボタンが取れやすく、誤飲の危険もあり | 3歳~ |
名入れサービス
出産祝いに名前を刺繍で入れてくれるサービスも多いです。
我が家も祖母がタオル美術館さんで購入して入れてくれ、子どもも自分だけのものと喜んでいました。
タオル美術館さんはショッピングモールに多数展開しているので、通販が苦手な祖母も買いやすかったようです。
まとめ
「スリーパーが必要派」VS「スリーパーはいらない派」ということでしたが、必要派の方が多かったですね。
ですが、赤ちゃんによっては「暑がりでいらない」という意見がチラホラ…。
産まれたばかりの赤ちゃんは基礎体温が高いというのもありますが、実際育ててみるまでは分からないものです。
なので結論は「必要だけど暑すぎないスリーパー」が出産祝いとしてオススメ!
私の子も出産祝いでいただいてから長年愛用してきた経験として、
- タオル生地タイプ or ガーゼタイプ
- そで無し、歩くことを考えてMサイズ(ご両親が高身長ならLサイズ)
- スナップタイプのボタンで、横開き
- 肩と股下にもボタンがあると尚良し
が最も使い心地が良かったです!
\吸水性と保温性重視ならタオル生地タイプ/


\軽さと乾きやすさ重視ならガーゼタイプ/


実際に買って良かった出産祝い
我が家はスリーパーはもういらないので、出産祝いとして「家族全員で使えるものを」と選んだハコイスの話です。
ちょっとお高いのですが、長く使えるもので満足度も非常に高かったのでオススメします。


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