始めに

運動会係になったんだけど「トラックの描き方」って知ってます?



あー…去年やったけど忘れたわ。
メモ書いたはずだから探してみるね。
運動会をやるうえで必須ともいえるのが「トラックを描き方」というもの。
私も主任に教わったのですが、その方法が「現場で覚える」。
まぁ、大事なんですけどね。
せっかく教わったのに次の年には忘れてる…。
- 一子相伝のような現場での実践が分かりにくい。
- 一年後には忘れかけている。
伝統技術ならまだしも、これではせっかくの技術も台無しですね。
「いつ」「誰が」見ても分かるようにするというのはとても重要なことです。
- 個人のメモではなく、書類化する。
で、実際に書類化をしましたが、どうにも分かり辛い…。
現場で書類見ながらやるのも大変ですしね。
ということで「運動会のトラックの描き方」をGIF動画にしちゃいました!


運動会のトラックの描き方




保育園の運動会ということで20名程度で使いやすい、少し大きめサイズの「10m×18m」。
これはトラックの内周が約25.4m、外周が約31.7mの描き方です。
4~5歳児クラスならリレーにもちょうどいいサイズ感。
まずは基礎となる中心線(6m)を描きます。
トラック部分の空白の余裕(2mずつ)を取ってください。
その中心点(3m地点)に目印を付けておきましょう。


中心点からメジャーを延ばして四角部を描きます。
4m、7m、11m地点を直角を意識して押さえれば自然とできます。



地面が土なら0m地点を杭打ちして人員削減も可能。
一区画できたら他の区画も同様に描いていきましょう。


という完璧主義者は7m地点から中心点に向けてメジャーを延ばし、12m地点と中心点を合わせてみて下さい。
ピタゴラスの定理により直角が出せます。


でも白線引きの技術が不足していると線がガタガタになるので頑張って!
この描き方ならカーブ部の中心もきれいに出ていますね。
そのカーブの中心からメジャーを延ばし、コンパスのようにしてカーブを描きます。
その半径は内周が3m、外周が5mです。
反対側も同様に描きましょう。


カーブの外周同士をつないで終わりです。
後は必要に応じてスタートライン等々を描いてください。
まとめ
保育園の運動会で使いやすく、描きやすいサイズ(10m×18m)のトラックの描き方でした。
トラックの内周は約25.4m、外周が約31.7mとなります。
4~5歳児クラスならリレーにもちょうどいいサイズ感なので、ぜひ描いてみて下さい。
- 中心線を描く
- 四角を描く
- カーブを描く
- 仕上げ
コメント